FMラジオ受信 – AF-220

 地震からこっち、ラジオを聞くようになった。
 しかし、我が家は東京タワー方向に3階建てRC造の建造物があり、通常のラジオではあまり受信できない。
 と言うわけで、受信のための設備を色々いじってみる。 AMは1MHz以下の周波数帯で、今まで利用したことがない波帯なので短波・中波用のアクティブループアンテナを発注した。
 FM放送は76~90MHzの波帯で放送されている。 ここら辺の周波数は、ちょっと使えそうな物として、アマチュア無線の垂直ダイポールアンテナが設置してある(144/430MHz)
 アンテナは素子が放送電波と共振して受信するので、素子の長さが受信できる周波数に大きく影響する。 設置してあるアンテナの長さは4m弱程度(144MHzの2倍)で、76MHzの波長とほぼ同じなので、多少改善するかなと試しにラジオに接続してみた(ただしラジオはインピーダンスが75オームで、一般的な無線機器は50オームなので手持ちのLCを使って簡単な回路を噛ませた)
 結果は、屋外に設置しているだけあって、一気に受信可能局が増えた。 J-WAVEは無理だがFMヨコハマやTOKYO FMはそこそこ受信できた。 んー? J-WAVEって出力低い? それとも送信ポイント違う?
 屋内のテレビ受信設備を、地デジ化に併せてBS/110CSの受信設備に切り替えたため、ヤギのFM~UHF用のブースターが余っていたので、噛ませてみるとJ-WAVE微弱、後2局は多少ノイズが乗るが良くとれる。
 しかし、一番聞きたいFMはJ-WAVEなので、これじゃ仕方ない。
 そんなわけで、通販で表題の日本アンテナ AF-220アンテナを購入した。 小型だが、位相差給電アンテナで、近・中距離対応となっている。
 早速、マストの一番下にあげて、タワーの向き(東)に向けたがアマ用を繋いでいるときと大差ない・・・ アレー? クルクルと回してみると、西に向けたときに感度上昇・・・ 高さが足りず、直接波が受信できずに、西側数百mの5階建ての反射波が受信できるようだ・・・(J-WAVEもノイズ混じりで受信できる) やはり、東側の建物を超える高さまで持ち上げないとダメかな(しかし、上には14MHzの巨大アンテナがあるからなぁ) せっかく買ったのに残念。 ローカルFM局に向けて、そっちを聞くかなぁ。

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