今年のPC傾向メモ

・スマホ・タブレット系にCherryTrailが登場する。
 Intel Atom Z3000シリーズBayTrailの後継コア、x3/5/7シリーズとなる。
 Q1に一部出荷の模様。
 クロック上昇は1~2割程度だが、プロセスが22>14nmの微細化で消費電力の向上が期待出来るほか、ビデオユニットは従来の4から16に大きく増えて、軽量3Dゲームの実行や、動画変換の高速化が期待出来る。
 タブレットなどの買い換えに良いタイミング。

・PC主戦場にBroadwellが登場する。
 こちらは、Intel Core iシリーズ4000番台のHaswellコアの後継で、第5世代Core iプロセッサ、5000番台となる。
 ラップトップ用はQ1、デスクトップ用はQ2からQ3予定。 こちらも22>14nmの微細化で消費電力が大幅削減され、計算モデルでは通常のラップトップが1時間単位で駆動時間延長される。
 ビデオユニットの強化もアリ、CherryTrail同様の進化をたどる。
ビデオユニットは、HD6000/Iris6100だと軽量ゲームが実用レベルになるほかQSV変換が大幅高速化、下位のHD5500と6000番台は越えられない壁になる模様。
 ゲーミングノート等に積まれるモデルはQ3以降となるため、ゲーミングノートなら4000番台HQ+GTX970Mを買うのもアリ。
 こちらも買い換えに良いタイミング。

・GeForceGTX900シリーズが普及。
 980/970はハイエンド向けだったけど、今年は960付近のメインストリームグラフィクスがリリース。
 性能的には970と965/960では越えられない壁があるものの、省電力性能は高く、ビデオボードで120W程度の電源に収まり、システム全体で400W程度の電源でも50%負荷が余裕となるため、電源コストもだいぶ抑えられ、システム全体のコストが抑えられる。

 ネトゲプレイする自作erとしては、今年夏のボーナス時期にCore i5 5000シリーズとGTX970あたりでマシン更新がちょうど良い年になりそう。 IvyBridge以前の機種からなら乗り換えの価値あり。
 あとは、Windowsタブレット、IntelAndroidタブレットが春あたりから更新時期になる。 BayTrail搭載機からでも十分乗り換え価値あり。
 後半にかけては、小型低価格デスクトップ・ラップトップ向けのAtom J1800/1900後継(J2000番台?)も登場が予想され、メディアセンタやホームサーバ等のユーザはここも乗り換えのイイシーズンとなりそう。  メディアセンタ使用では、TS録画からQSVエンコード、更に4K再生まで単体で十分イケるようになる可能性もある。