MacはUSB3.0だけなのに、Windows機には2.0と3.0が両方乗っている訳

 最近、WindowsPCに標準でUSB3.0が乗っているけど、USB2.0ポートも同時に付いているよね。
 3.0ポートに2.0の機械を繋いでも動くから、3.0だけつければいいって思う人もいると思うんだけど、コレには単純な理由がある。
 それは、ドライバが違うから。
 2.0はEHCIって言う規格でソフトウェア側がほぼ統一されてて歴史もあるんで、EHCIな環境は別途ドライバを入れないでも殆どのOSで使える。
 最近のPCには、フロッピーディスクドライブが無いんで、標準でドライバが入っていないデバイスにOSをインストールするとき、ドライバをUSBメモリで入れるので、3.0だけにしちゃうとこれが出来なくなっちゃうんで2.0を残しておいた方が都合が良いのだ。
 Macは、基本、ハードとOSが抱き合わせだから、3.0だけにしてもMacOSも3.0対応させちゃえば問題ない。
 そんなわけで、最新MacBookは3.0だけ乗ってて、最新Windows機は2.0と3.0の両方搭載って事態になっている。

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