ThinkPad W500 – ATIグラフィクス Mobility FireGL V5700 ブルーバック落ち(BSOD)

 ThinkPad W500でATI Mobility FireGL V5700を使っている場合にビデオデバイスが原因でブルースクリーン落ちすることがある。
 Windows7 64bitに更新して使っているが相変わらず落ちる。
 一度、サポートに出してメインボード交換で返ってきたけどやはり落ちる。

 ドライバを、デスクトップ用のFireGLドライバのinf書き換えをして入れてやると、動画再生支援の開始タイミングで画面がちらついて高確率でドライバが応答停止するようになった。 しかし、こいつはほぼ確実にドライバの無応答を検出して回復されて、その後は再起動するまで安定するようになるので、起動直後に何個か動画を再生させて落としておけば普通に使える。
この場合のinf改造は、
“ATI Mobility FireGL V5700(mod)” = ati2mtag_RV630GL, PCI\VEN_1002&DEV_9591&SUBSYS_212717AA
の追記をして、ビデオデバイスを手動更新してやる。

 先日出た、Radeon用のCatalyst 11.3ドライバでinf書き換えをした場合、初期のちらつきが無く、数日連続稼働している状態で特に落ちないようだ。
この場合、Radeon HD用ドライバになるので、FireProに比べてOpenGL機能に違いが出るかもしれないが、安定性を考えると良い感じだ。
この場合のinf改造は、
“ATI Mobility FireGL V5700(radeon hd mod)” = ati2mtag_RV630, PCI\VEN_1002&DEV_9591&SUBSYS_212717AA
の追記で良い。

 ただし、いずれの方法でもCCCが導入できないので、設定変更にはATI Tray Toolsを使う。 シネマモードなどが変更できないのが難点だが、動作は安定してくれる。
 BIOSかドライバの初期化動作に問題があるのだろう。

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