auのAndroidケータイ、IS03を使っているのだけど、この子はH.264のハードウェアデコーダが乗っている。
ソフトウェアコーデックが乗っているRockPlayerでは、ハードウェアモードとソフトウェアモードが選べるのだが、ハードウェアで再生できるレートの動画をソフトウェア再生すると、動画処理が追いつかないため音ズレが発生するしバッテリ消費も凄いので、このデコーダの恩恵は大きい。
ハードウェアデコードできるフォーマットは、MP4コンテナでH.264のMainプロファイルLevel3.0、AAC-LCサウンドの組み合わせだ。 MP@L3フォーマットでは、ガラケーでよく使われるXviDの半分のビットレートではるかに良好な画質が得られる(704x396の600Kbpsでも十分見られる絵になるし、2Mbps位にすればPCで拡大してもいい感じになる)
ハードウェアデコードの時に、再生可能フォーマットでも再生エラーが出ることがあり、これの原因はファイル名が長いという単純な理由なので、エラーメッセージが出るときはファイル名を短くしてみるといいかもしれない。